食物アレルギーで注射を持って通学!? 覚悟を決め考え方を変えると楽になりました!!

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子供は食べ物アレルギー 注射を持って通学しています

 

現在子供は中学生ですが、未だに食物アレルギーは治っていません。

 

 

 

毎日エピペンというアナフィラキシーショックを起こした時に自己注射するものを持って、学校に通っています。

 

 

 

育児本では、食べ物アレルギーは3歳までに治る子が多いと書いてあったので、それを信じて除去食を頑張っていたのですが、結果として子供のアレルギーは完全には無くなることはなく、外食はもちろんのこと給食も対応してもらうことが難しいのが現状です。

 

 

 

子供が食物アレルギーだと、多くの場合お友達と一緒のお菓子を食べることができません。

 

 

 

卵や乳製品に対するアレルギーがひときわ強かったため、見た目にも可愛く美味しそうな市販のクッキーやチョコレートを、何かのご褒美として食べさせてあげることもできません。

 

 

 

それにアレルゲンを含むものに触ってもアレルギー反応を起こしてしまうため、誰かが手をべたべたにしたまま遊んだ玩具や遊具を共有することもできず、公園やお宅にお邪魔するのも気が気ではありませんでした。

 

 

 

今でこそ食物アレルギーの知識は少しずつですが認知されるようになりましたが、当時はまだ好き嫌いと区別のつかない人もいて、不快な思いをすることも少なからずありました。

 

 

 

心配していろんな配慮をしてくれるママ友もいましたが、大部分はちょっとぐらいなら大丈夫だろうという気持ちで子供に接する方が多かったのです。

 

 

 

ある日 事故は起こった

 

そんな時に事故が起こりました。

 

 

 

保育園のおやつの時間に、誤ってチーズ入りのものを与えてしまったという連絡を受けたのです。

 

 

 

それは見た目にはチーズを含んでいるとはわからないような加工食品でした。

 

 

 

顔全体がパンパンに腫れあがって苦しそうにする子供は、すぐに入院となりました。

 

 

 

アナフィラキシーショックは1時間以内に急激にアレルギー症状を起こし、命を落とすことも珍しくありません。

 

 

 

ですが適切な医療行為をすれば命を落とすことはありません。

 

 

 

幸い処置が間に合い、子供は翌日には退院することができました。

 

 

 

徹底的に教えることが親の使命

 

その時から、子供が自分でアレルギーを理解できる歳になるまでは、自分に食べられるもの、食べられないものを徹底的に教えることが親の使命だと考えるようになりました。

 

 

 

おやつも家から持参するようにしました。

 

 

 

一人だけ違うものを食べるなんてかわいそう、みんなと一緒じゃないと嫌。

 

 

 

そんな価値観も捨て去ることにしたのです。

 

 

 

そして買い物も、加工品は一緒に原材料表示を一つずつ確認して買うようにしました。

 

 

 

入っていないように思えてもアレルゲンが入っている加工品や、同じ加工食品でも製造業者が違えば大丈夫なものまであり、なかなか興味深いものがありました。

 

 

 

考え方や行動を変えると楽になりました

 

日本の「他と違うといじめたくなる」感覚は、食物アレルギー持ちには辛いものですが、自分で自分の身を守ることができるように、子供と一緒に頑張ろうと思ったのです。

 

 

 

でも不思議なことに考え方や行動を改めた結果、親子共々、無理に人と合わせることもしなくなり逆にストレスが減りました。

 

 

 

子供はもう中学生なので、アレルギーや対処方法についてよく理解しています。

 

 

 

なので、アレルゲンを使わないでコロッケやハンバーグ、その他のお弁当を楽しく彩るおかずも作ってあげられるようにしたら、本人も嬉しそうにしています。

 

 

 

小さい頃に教えてあげてよかったと思います。

 

 

 

思春期になってからいきなり他の人と違う自分に直面し悩むよりも、小さい頃に自分と他者との違いを理解させてあげたほうが、すんなりと受け入れることができるようです。

 

 

 

 

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