体に赤い発疹、顔はパンパン
娘が産まれた時、最初は母乳で育てていました。
すると、体に赤い発疹が出来、特に顔は、パンパンに腫れてしまいました。
「これは、おかしいよ。何かアレルギーがあるんじゃない?」と、知り合いに言われて慌てて病院へ。
すると、卵アレルギーだと言われました。
先生から、「このまま母乳で育てるのなら、母親は一切卵を取ってはいけない。」と、言われ、母乳は、諦めました。
私が乳腺炎!?
そうしてから数日後、私は、高熱が出てしまいました。
乳腺炎です。
毎日搾乳はしていたのですが、間に合わなかったのです。
すぐに産婦人科に行き、マッサージをしてもらいましたが、とにかく痛かったです。
もともと、乳腺炎で何もしていなくても胸が痛いのを、病院でマッサージされるのです。
それでも、出してしまわなければいけないので、一時間近くしました。
こんなに痛いのはもう嫌だと思い、これまで以上に、こまめに搾乳をしてからは、乳腺炎になることはなくなりました。
卵って、何にでも入ってる!?
ミルクも卒業し、食べるようになってからが大変でした。
何にでも、卵が入っているんですよね。
お菓子をあげようと思っても、大抵が卵入り。
今でこそ卵未使用の商品が沢山ありますが、娘の時はあまりありませんでした。
みんなと同じ物を食べたくて、泣いた事も多々あります。
親が気をつけていても、親戚が遊びに来たときに、なにも知らず、娘に卵入りのクッキーを食べさせた事がありました。
顔から汁が出てきて…
次の日には、顔をかきむしり、顔からは汁がでてきて大変でした。
親戚を責める訳にもいきません。
きちんと、管理していなかった親の責任です。
一才の誕生日。
お誕生日ケーキ
アレルギーでも、ケーキは食べさせてあげたくて、何軒ものケーキ屋さんを回って卵なしのケーキを焼いてくれないかを聞きまわりました。
やっと引き受けてくれた一軒に予約し、いよいよ誕生日当日。
可愛くデコレーションされたケーキに、娘のテンションが上がります。
そして、一口。
ん?二口目を食べない。
私も、食べてみると味は……やっぱり卵が入っていないケーキはあまり美味しくありませんでした。
それでも、無理をきいて、作ってくれたケーキ屋さんには感謝です。
その後
アレルギーは、少しずつ馴れさせたらいいと聞いたので、4歳ごろから、少しずつ卵入りの食品を、食べさせていきました。
最初は、痒がったりしていましたが、徐々に平気になっていき、小学校に上がる頃には、卵を食べても大丈夫になっていました。
一応、もう一度アレルギー検査をしてみると、不思議なことに数値が正常になっていました。
高校生になった今では、卵大好きになっています。