どうすればいいの?? 息子は、あれもこれも「食物アレルギー」

スポンサーリンク

「アトピー性皮膚炎」

 

私の息子は、生まれて1カ月ほど経った時から、顔や手足にぶつぶつが出来はじめ、1か月検診の時に病院で調べてらうと、アトピー性皮膚炎という事でした。

 

 

 

私もアトピー持ちだし、夫もアレルギー体質なので不思議はありませんでしたが、自分自身が子どもの時、けっこう症状がきつく嫌な思いもしたので、この子も同じかと思うとかわいそうになりました。

 

 

 

でも、アトピーは、ほんの序章に過ぎませんでした。

 

 

 

息子は生後半年もたたないうちに、経済的な理由で保育園に入れたのですが、アトピーがきついことから、離乳食を始める前に、食物アレルギーの検査をしてみてくださいとお願いされました。

 

 

 

数々のアレルギー

 

そこで、アレルギー外来のある病院を訪れ、検査をお願いすると、代表的なアレルギー物質である たまご、牛乳のほかに、小麦、大麦、大豆、桃まで出てしまいました。

 

 

 

桃は出回る季節が限られていますし、食べさせなくてもさほど困りませんが、小麦や大豆がダメとなると、ほとんどの加工食品がNGですし、調味料すらまともに使えません。

 

 

 

とてもショックを受けましたが、幸いなことに通っていた保育園は、食物アレルギーにかなり積極的に取り組んでくださる園で、息子のアレルギーに対しても「大丈夫ですよ、お肉やお魚がダメじゃなくてよかったじゃないですか」と言ってくださって本当にありがたかったです。

 

 

 

離乳食のはじめは、おかゆや野菜のペーストからなので、さほど大変ではありませんでしたが、スープなどを与えるようになるころには、おみそ汁もお吸い物も食べさせられないので、野菜のコンソメスープや、鳥ガラで出汁をとって汁ものを作ったりしていました。

 

 

 

おやつ

 

いちばん困ったのがおやつです。

 

 

 

ほとんどのおやつは赤ちゃん用でも小麦を使っているので、市販のものを食べさせることがなかなかできず、いつもスーパーで食品表示とにらめっこして、結局買うものは同じ…という感じでした。

 

 

 

米粉を使ったお菓子を取り寄せたり、自宅で片栗粉とジャガイモを使ったおやきをたくさん作って、冷凍保存したりしていました。

 

 

 

果物のリンゴやミカンなどは大丈夫だったのですが、やはり私も疲れているときややる気の出ないときは皮をむいたり擦り下ろしたりせずに、簡単にパッと出して子供に機嫌よく遊んでいてほしいのに、それが出来なくて かなりストレスが溜まりました。

 

 

 

味付けもいつも塩味なので、こっちも飽きてしまいます。

 

 

 

ハーブや生姜、酢をうまく取り入れるといいと言われてやってはいましたが、たまに我慢できなくなって、コンビニでジャンクフードを大量に買って一人で食べたりもしていました。

 

 

 

良いことも

 

でもよかった点としては、もともと料理が好きではなかった私も、その時にかなり研究して、たくさんのレパートリーが増えましたし、息子がアレルギーじゃなかったら、天然出汁をとることもなかったかもしれないと思うと、私の体の為にもなったのかなぁと思っています。

 

 

 

クレイジーソルトやシナモンなんて、息子がなんでも食べられる子だったら、家に常備されることはなかったでしょう。

 

 

 

幸い大きな事故はなく、息子は小学校高学年になりました。

 

 

 

毎年年度変わりの時期にアレルギー検査を受けるのですが、今は卵と牛乳がわずかに陽性なだけで、味噌もも醤油も今は料理に使う事ができます。

 

 

 

おやつもほとんどのものを食べられるようになったので、本人も友達と同じものを食べられるようになり嬉しそうにしています。

 

 

 

食物アレルギーを持つ子供のお母さん、大変だと思いますが、たまに手抜きしてストレスを溜めないようにしてくださいね。

 

 

 

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク