お友達を片っ端からつねってしまい…
現在3歳の長女が、1歳半のころにお友達の顔をつねってしまうことにとても悩んでいました。
子育て支援センターなどに遊びに行ったときに、そこにいるお友達を片っ端からつねってしまい、息抜きに行っているはずなのにいつでも止められるように気が抜けず、ほかのママとの会話も楽しめず、常に長女の動向をみはるような日々が続きました。
子供の問題行動は、自分の子育ての仕方が悪いんだと自分自身を責めてしまうことが多かったのですが、長女を知っているママからは、「○○ちゃんが本当はやさしいの知ってるから、ママはつらいね。」とやさしい言葉をかけてもらうと、本当にうれしく泣けてしまうこともありました。
先生に相談すると…
子育て支援センターにいる先生に、そのような長女の行動を相談すると、「お友達に意地悪したいわけじゃなく、遊びたいときに顔をつねってしまうみたいだから、きつくしかる必要はないけど可能なら止めてあげて、まだ伝わらないかもしれないけど何度もそれは痛いからダメだということは伝えていきましょう。すぐには治らないだろうから1年くらい続くと思ってゆっくり行こうね。」と言ってもらいました。
いつも通っている子育て支援センターなので、顔見知りの方がほとんどで温かく見守っていただける環境だったため、少し気持ちが楽になりました。
半年ほど経つと…
実際にこの長女の顔をつねる行動は10か月程度続きましたが、当初の「あそびたい」という気持ちがつねるという行動に現れていたものが、半年ほどたつとお友達とトラブルになったときに「やめて」という行動でのつねるに変化していき、月齢もあがって理解することができるようになって、長女のなかでは「つねることはいけないこと」と伝わってやらないようになりました。
同じくらいの頃の子は、言葉が出てこないため気持ちを「ものを投げる」、「たたく」など親の立場からするとやらないでほしい行動で表現してしまい、やってしまう側の子供をもつママはとてもつらい気持ちになってしまい、お友達にけがをさせないように家に引きこもりがちになり悩んでいる方を見かけた際に、「うちもそういうときがあったよ、なかなか治らないけど必ず終わる日がくるよ。」と伝えるととても喜ばれました。
このような経験から、いくつになってもそれぞれの月齢で異なった悩みがどんどんでてきますが、それぞれに理由があり必ず終わりが来ることが分かったので、悩みすぎず肩の力を抜いて育児を楽しみたいと思いました。