お友達は言ってるのに、なんで自分はダメなのか!?
例えば、自分の子供が、お友達や兄弟と喧嘩したときに叩いてしまったり、蹴ってしまったりしたときや、口喧嘩をしていて、馬鹿などと汚い言葉を言ってしまったときに、子供に手を出したり、汚い言葉を使ってはいけないよと教えますが、その時必ず子供は、なんでお友達は言ってるのにダメなのかと聞いてきます。
確かに、他のお友達も汚い言葉を使っていたり、喧嘩をしてヒートアップしてしまい、手を出してしまってますが、その子たちは特別、親に怒られてはいないため、尚更子供にとったら、どうして自分だけ怒られるのかと、不思議に思ってしまうのでしょう。
そのことで、私もどう子供に伝えればいいのか、我が家のしつけが厳しすぎるのではないか、などとたくさん悩みました。
いくら子供に言っても、他のお友達がやっていれば、真似してみたりするのが子供です。
そのため、喧嘩になって手を出されれば、同じく手を出してしまいますし、馬鹿と言われれば、同じく馬鹿と言ってしまいます。
もうこのまま周りに合わせてしまってもいいかな、と思ったこともありましたが、やはり将来大きくなった時に困るのは子供自身です。
学校に行くようになった時に、トラブルの原因にもなりますし、そのことが原因で、お友達がいなくなってしまったり、いじめられたり、逆にいじめたりするようになったら、それこそ子供がかわいそうです。
親が諦めたら、子どものためにならない
そう思うと、今ここで親である私が諦めてしまったら、子供のためにならないと判断し、よそはよそ、うちはうち、できちんと子供がわかるように、自分がされたら嫌なことはしない、と分かってくれるまで教え続けました。
それでもやはり、手を出してしまってり、暴言を吐いてしまうことがありました。
しかし、その時も折れずに、また1から説明をしてわかるまで、子供と話し合いをしました。
正直何度も同じことを説明するのは面倒ですし、またかと思って言動も強くなってしまったりしがちですが、一度自分自身も10秒ゆっくり数えながら深呼吸をして、気持ちを落ち着けてから、子供と向き合うと落ち着いて話すことが出来ます。
これを続けていた効果なのか、ちょっと前までは喧嘩するたびに、すぐ手が出ていましたが、今では喧嘩をしても、まず相手の子と話し合いして、自分はどうしたいのかをきちんと伝えて、仲良くすることができています。
もちろんヒートアップしすぎて、手が出てしまうこともありますが、それでもまた話すと、すぐに理解してくれるので、成長しているんだなと実感しました。
まだまだ、教えてあげないといけないことは、たくさんありますし、その分壁もたくさんあると思いますが、これからもきちんと子供と話し合いながら、子供と一緒に解決していきたいと思います。