面倒くさがりの息子
現在小学校一年生の男の子がいます。
それなりに、いろいろなことに頑張っている様子で、応援したい気持ちと、褒めたい気持ちはたくさんありますが、どうしてもひとつ評価できないところが。
それは、彼が驚くほどに、面倒くさがりだということです。
男の子はそんなものなのかもしれませんが、まずは明日の学校の用意を、何回言っても前日の夜までにしないのです。
最初は私も、一年生になりたてだからと、私がこっそりとチェックをしていましたが、もう二学期も終盤なので、彼に宣言してから、私は一切チェックをしないことにしました。
すると、案の定忘れ物ばかりですが、クラスの担任の先生もそんなに厳しくないようで、本人もそれに懲りていないようで一向に改善しません。
字が汚い
そして、面倒くさがりが一番顕著にでるのが、彼の書く字の汚さです。
何度 丁寧に書きなさいよ と言っても、すらすらと書いて、みみずのはったような字を書いておしまい。
最近は授業で教わる漢字も増えてきたので、本来はらうべきでないところをはらっていたりで、テストでは×をもらっているようです。
一度、本人にじっくりと、答えが分かっているのに、面倒くさがって字をきれいにきちんと書かないだけで、100点がもらえないのはすごくもったいないと思うよ!と説明したのですが、全く気にしていないようで、先日も止める場所をはねて漢字を書いており、テストで×をもらってきていました。
親がいうよりも、学校で訂正されたり、面倒くさがったことによって失敗したり、という経験の方が、本人には効果があるのだろうと思い、意図的に家では何も言わない方針にしていましたが、学校に慣れたということもあり、本当に最近は乱雑な字や生活態度に、面倒くさがりが顕著に表れていて、困っています。
公文でも…
また、現在、公文で算数を習っていますが、小学校一年生の彼には難しいような、桁数の多いひっ算などをしているわけですが、字が乱雑に書かれることから、ひっ算での桁の位置がずれてしまって、結局は計算を間違えてしまっていたりということも多く、先生から丁寧に問題を解くように、かなり注意されているのですが、それでも一向になおりません。
そして、まさに昨日、漢字の宿題があると言って書いた漢字ノートを、後で何気なくちらっとみたところ、本当に汚い字で、殴り書きのように書いてあったので、夜も遅かったのですが、前ページを消しゴムで消して、私の前で一字一字丁寧に書かせました。
最初はギャーギャーと泣いていましたが、結構それなりにきれいに書けるので、一字一字書くたびに上手にかけるじゃない!とほめちぎっていたところ、本人も嬉しそうに、小学校が始まって以来の快挙というくらい丁寧な字を書いていました。
実際、親がきちんと見て注意して、出来るまで付き合うのが良いのか、子供に任せて、悔しいとか恥ずかしいとかなどの経験から学ばせるのが良いのかは、今のところよくわかりません。
でも、昨日のことで、きっと両方が大切なんだろうなと、私自身反省しました。
今日もきっと、汚い字で、漢字ノートをささっと書いてしまうだろうと思いますが、コツコツと子供に向き合って、少しずつ面倒くさがりが、治っていけばいいなと思っています。