20時間以上の難産と主人の涙
立ち合い出産で息子を出産しましたが、20時間以上の難産になってしまいました。
主人もご飯も食べず、睡眠を取る事もできず、うとうとしながらもマッサージをしたり、声をかけてくれたりずっと付き添ってくれました。
主人の涙は見た事がなかったのですが、息子が産まれた瞬間は涙を流してよく頑張ったとねぎらってくれました。
産まれたばかりの息子を腕に抱きながら、とても幸せな時間が流れていました。
里帰りをしていたので、しばらくは実家での育児が続き、主人は週末に息子に会いに来るという生活が続きました。
「地獄の日々」
1ヶ月ほどしてから自宅に戻る予定でいましたので、そこからは2人での育児の始まりと思っていました。
しかし、実際には私1人での育児、地獄の日々が待っていました。
主人は昼間はもちろん仕事ですので家にはいません。
その間は1人で息子の面倒を見るしかありません。
主人の変貌
しかし、帰ってきてからも主人の生活はいつもと同じで、特に何かを手伝ってくれるわけではなく、帰ってきたらご飯を食べて、お風呂に入り、すぐに寝てしまうという感じでした。
息子は抱き癖がついていたのか、ベッドで寝てくれることが少なく、常に抱っこをしていなければならないような状態でした。
また夜から夜中にかけて寝ないでぐずぐず泣いていることが多かったので、その間もずっと抱っこし続ける日々だったのですが、大丈夫?と声をかけてくれましたが特に抱っこをしてくれるわけでもなく、私も明日も仕事だと思うと気を遣い、抱っこをしてほしい事も言えずにいました。
そのころは、生活のリズムもつかめず、ご飯を食べる時間も取れなかったり、ゆっくりお風呂に入る事もできなかったりしていたのですが、主人はそこまでと思っていなかったようで、お皿洗いなどの簡単な家事ですらやってくれるわけではありませんでした。
休日も、特に家事などをしてくれるわけではなく、おむつを替えてくれたりするわけでもなく、ミルクを作ってくれるわけでもなかったので、1人で育児をしているという孤独感が日に日にひどくなっていきました。
身も心もクタクタ
出産時はあんなに幸せな気持ちだったのにと思うと、涙が出ることもたくさんありました。
疲れてヘトヘトだったので、何気ない言葉にもイラっとしたり、育児に対して口を出されると腹が立ったりしました。
そんな時には何度も離婚して実家に帰りたいと思いましたが、何とか耐える日々でした。
息子の成長… 友人との時間… たま~に主人の気遣い
息子が大きくなるにつれて、生活リズムがつかめるようになり、外出などもできるようになってからは友人に話を聞いてもらったりして、気分転換ができるようになりだいぶ気持ちも変わりました。
息子が成長して、反応があり、一緒に遊ぶことができるようになり主人も少しずつ変わってはきましたが、今でも相変わらずおむつ替えは嫌がりますし、家事なども一切してくれません。
でも、たまに気を遣って子供と一緒に出掛けて、私が1人になる時間を作ってくれたりするので、育児も結婚生活も頑張って続けています。