きちんと「しつけ」られて育った私 真逆の主人
子供を育てる上で、主人と頻繁に意見が割れてしまうのが、「子供のしつけ」「子供の教育」に関する部分です。
特に「しつけ」に関しては、主人と私も育ってきた環境が違うため、自分が幼少期に両親や先生から教わってきた方法が、そのまま「しつけの価値観」になっていたりします。
私は、今では両親に感謝しているものの、非常に厳しくしつけをされました。
食事の仕方、箸の持ち方、他所のお宅へ上がるときの作法、靴の脱ぎ方、揃え方・・・
当時は「こんな細かいこと」と思っていましたが、やはりこれらの「当たり前」のことがきちんと出来ることで、「きちんとしたしつけを受けてきた」という印象を相手に持ってもらうことができます。
真逆に主人は、「いいと思ったことは、真似して自分のものにしてきた」というタイプで、あまり厳しくしつけをされていません。
ご飯も「美味しく、残さず食べること」が最優先で(もちろん大事なことですが)、お箸の持ち方は変ですし、左手もテーブルの下です。
①食事中の例
子供と私が食事をしているときに、子供がお箸の持ち方が間違っていたり、マナーが悪いときは私はもちろんその場で叱ります。
直しますが・・・主人は「今、美味しくみんなで食事をしているんだから、叱るな!」と逆に私を叱ります。
もちろん嫌な空気が流れてしまい、そこから主人と私の口論が始まってしまい、楽しいはずの食事の時間が、最悪の時間になってしまいます。
これは私の見解ですが、主人は「子供のしつけに対して叱っている」と同時に、「自分も言われている」と思っているようです。(もちろん主人にも直してほしいのですが)
②ジュース大好きの例
子供が喉が渇いたときに、私は「お水」か「お茶」しか与えていません。
ジュースはお友達の誕生日会など、特別なときだけと決めています。
理由は、体がお砂糖の甘みに慣れてしまうと、常時ジュースを体が欲しがってしまうということと、子供自身が「喉が渇いたらジュース」という習慣が、当たり前になってしまうからです。
主人は言います。
「飲みたいものを、飲みたいときに飲めばいい」と。
自分が、そうやってきたからです。
でも皮肉にも、健康なんですよね。。
毎年の健康診断は「異常なし」。
体質なのでしょうか。
ただ、外食をしたときにも、「オレンジジュース」を子供のために、食事と一緒に注文していると、またまた口論です。
「お水にしなさい」
「ジュースがいいんだよね?」
結局、口論の末に、子供に答えを求めてしまうのです。
そして子供は…
ある日、子供が言いました。
「お水とジュース、両方ほしい。ご飯のときはお水。食べ終わったらジュース。これでいいよね?」と。
とても悲しくなりました。
幼い我が子が、パパとママの言うことを、両方何とか聞き入れようとしているからです。
最近では、パパといるとき、ママといるとき、で行動に違いがあるのも悩みです。
「パパといるときは、リビングでテレビ観ながらご飯食べてOK」
「ママといるときは、椅子に座ってテーブルの上でご飯」
など、使い分けを始めているのが分かります。
大人になったときに、人によって態度を変えたり、ズル賢くなったりしないか・・・と今からとても心配です。
私と主人のコミュニケーションを、もっとよくすることこそ、しつけにおいて大事だと痛感する毎日です。