19歳で「できちゃた婚」 両家に挟まれ、さあ大変!
私が初めて出産をしたのは、19歳の時でした。
全くの知らない土地で友達もおらず携帯もなく、「できちゃった結婚」だった私は、旦那が大学生なのもあり、両親と旦那の姉、妹、更にはお義父さんのお姉さんとおばあちゃん家に、家を挟まれた状態での生活でした。
産まれた子供は女の子で、何とも言えない程可愛く、子育てはとても楽しい毎日でした。
小さな悩みがあってもなくても、義母にお婆ちゃん、おばさんの3通りの意見がとんでくる事もしばしば。
悪い事ではないのですが、やはり口を挟まれ過ぎるのも鬱陶しい..そんな思いもありました。
母乳を飲まない??
そんな娘は、出産した直後から大変だったのは、母乳をあげる事です。
私の乳首を上手く口に含めず、なかなかお乳を飲めません。
看護士さんと一緒に、何度も挑戦するのですが、2分と持たず、すぐに作り物の乳首を装着して母乳をあげ、それでも足りないので、ミルクを哺乳瓶であげてました。
結局、娘がきちんと母乳だけを飲んでくれる事はなく、退院を迎えました。
退院してからが地獄!?
それからが地獄でした。
帰宅をすると、入院生活のようにはいきません。
それもそのはず、病院には赤ちゃんが、どれくらい飲んだのかがわかるように、体重計があるのですが、家にはもちろんありません。
作り物の乳首で母乳をあげてから、ミルクを飲ませる毎日ですが、母乳はまだまだたくさん出るので、パンパンで搾れる時には、搾って哺乳瓶であげていたのですが、哺乳瓶だけで、母乳もミルクもあげるようになって、わかったことがありました。
飲む量が、かなり少ない!!
娘は、普通の赤ちゃんが飲む量よりも、かなり少ないのです。
平均して500mlくらいなのです。
基本的に200mlを5回で、1,000ml飲まなければいけないのに、1度で60~80mlしか飲まないのです。
哺乳瓶の口が悪いのかと、いろいろ買い換えたのですが、かわりません。
しかも、お義母さんが飲ませる時に限って、150mlくらいをぺろっと飲み干すのです。
お義母さんのアドバイス
私では、なぜ飲んでくれないのかわかりませんが、お義母さんは一度に沢山飲まないなら、何度もあげてみては?とアドバイスをくれたので、3時間ごとにあげていたミルクを、1時間ごとという、母乳だけの時よりもスパルタな生活にかわりました。
もちろん一度に飲む量は減りますが、なんとか800mlくらいは飲んでくれるようになりました。
飲まないせいで、離乳食の開始は遅れましたし、本当に心配な毎日でたまりませんでしたが、今は元気いっぱい育ってくれてるので、今ではとてもいい思い出です。
常に新しいミルクを作らなければいけない大変さと、ミルク代がすごくかかった事が、いちばん思い出です。