3週間早く生まれた我が子
出産予定日より3週間早く産まれた我が子は、産まれてから1日のほとんどは眠っていました。
母乳をあげようとするのですが、うまくくわえることができず、3日目にしてようやくニップルを使用してくわえることができるようになりました。
しかし、吸う力が弱く、吸ったと思ってもすぐにくわえたまま眠ってしまうのでミルクに頼っていました。
ミルクなら飲むのに…
ミルクならゴクゴク飲むのに、どうしておっぱいは吸ってくれないのだろうと、ミルクの時間が来るたびに悲しい思いでいっぱいでした。
体重を計って母乳をどれくらい飲んだか調べてみると増えるどころか−2g。
「ミルクをどんどん飲ませて」
産まれてからの体重の増えも悪かったので、看護師さんから「まずはミルクをどんどん飲ませて、体重を増やした方がいいかも。3時間おきに起こして、しっかり飲ませて。」と言われました。
3時間おきに飲ませようとするのですが、起きてくれなかったり、途中で眠ってしまったり、40ml飲むのに一時間かかることもありました。
その間も「母乳はくわえさせてね」といわていたので、吸わないおっぱいをくわえさせていました。
母乳が出れば吸ってくれるのが当たり前と思っていたので、母乳が出ているのに吸ってくれない我が子にイライラすることもありました。
病院では3時間おきに飲ませていないと看護師さんに注意されていましたが、退院してからはあまり気にせず、起きたらあげるようにしました。
病院にいる時よりは気負わずに授乳することができるようになりました。
「母乳よりミルク重視で」
しかし、退院して初めての検診で「体重がほとんど増えてない。3時間おきに飲むだけミルクを飲ませた方がい。母乳よりもミルク重視で。」と言われてしまいました。
それからミルクを増やし眠っている我が子を起こしながらの授乳になりました。
「体重が増えすぎている」
そして次の検診、今度は「体重が増えすぎてる。このままいくと肥満児になる。ミルクも回数が多いし、量も多い。」と言われてしまいました。
検診のたびに増えたり減ったり、看護師さんからも別のことを言われてどうしたらいいのだろうと混乱していました。
周囲からも「なんで母乳のまないの。こうしたら、ああしたら?」と言われて頑張ってるんだけどなぁと悲しくなっていました。
3回目の検診でようやくOK
格闘しながら3回目の検診でようやく「増え方もよく、問題なし。」と言われて安心できました。
時間が経つにつれて、ニップルを使用しなくても母乳を吸ってくれるようになり、ようやく子育てが楽しい。
母乳を飲んでいる我が子が愛しい。と思えるようになりました。