授乳卒業準備
私の息子は食べることが大好きで、生まれた時から看護師さんにもよく飲むねと言われ、体重増加もとても順調でした。
離乳食もスムーズに進んでいき、食後の授乳が必要ないほどでした。
3回食になり、おやつなども食べるようになってからは、夜眠る前に少しおっぱいを吸う程度になっていました。
そんな息子の様子を見て、いつまで授乳を続けるか悩みましたが、授乳や睡眠不足の影響もあって、私の体重はかなり減ってしまい、体力も限界だったため、1歳の誕生日を前に止めることにしました。
眠る前の授乳は栄養のためというよりも、安心して眠るためだったため、急に授乳を止めると、不安になるのではないかと思い、数日前から、息子にあと○回寝たらおっぱいなしで寝ることを話したり、おっぱいを飲むのではなく、手をつないでトントンしながら寝ようねと、新しい入眠の方法を伝えたりして、少しずつ準備をしていきました。
授乳を止めたら、新たな問題が…
実際におっぱいなしで寝かしつけをしてみると、最初の3日は泣いたのですが、その後はすんなり眠ることができるようになっていきました。
授乳をしなくなったことで、寝かしつけが楽になり、体力もあまり消耗しなくなったように感じ、これで良かったんだと思いました。
しかし、授乳を止めた日から、胸が張るようになりました。
最初は圧抜き程度に絞るようにしていたのですが、全く収まらず、岩のようにゴリゴリになり血管が浮き出てきました。
少し触れるだけでも痛くて痛くて、息子を抱っこするのもかなり大変でした。
授乳を止めたことで息子が寂しい思いをしないように、いつも以上にたくさん抱っこをしていたのでとても辛かったです。
そして3日経つと熱をもつようになり、授乳中にはならなかった乳腺炎になってしまいました。
母乳外来
結局自分ではどうすることもできなくなり、近くの産婦人科の母乳外来に予約して処置してもらうことにしました。
実際に見てもらうと、新生児を育てられるぐらい母乳が出ていると言われました。
母乳の分泌を減らすよう食事内容にもかなり気を付けていたのでびっくりしました。
その後も定期的に母乳外来に通い、残っている母乳を絞り出してもらったり、家でのケアの方法を教えてもらったりしたので、段々と状態も良くなり、張りや痛みもなくなりました。
自分と息子の状態に合わせて授乳を止めることに決めたものの、止めてからのトラブルについては想定していませんでした。
何かあったらどこに相談したら良いか調べたり、夫の協力が得られる長期休暇を利用して抱っこを代わってもらえるようにしたりと、身体だけではなくいろいろな状況を整えてからから、おっぱいとさよならするのが良いと思いました。