寝不足地獄!?
出産や子育て事態何もかもが、私にとっては困った出来事でしたが、中でも一番困った事は寝れない事。
最初の子が産まれてすぐに保育器に入れられて、黄疸の症状が出て治療になり、ミルクも吐いてしまい、とにかく大変でした。
やっと退院して実家宅に行っても、すぐに赤ちゃんが風邪をひいてしまいました。
それからが、本当の地獄でした。
風邪で鼻がつまってしまい… 抱っこし続け…
赤ちゃんが風邪で鼻がつまってしまい、横に寝かせると器官がつまるような状態で、息苦しそうになるので、このままでは死んでしまうと思い、色々物を使って頭を上げたり寝かせたり、横に寝かせて見たりとやってみましたが、どうしても鼻のつまりが治りません。
そこで最後の手段という事で、鼻が治るまで赤ちゃんを抱っこして過ごしました。
一人部屋で、眠気と戦い、時にはソファーに首を預けて、意識だけ寝て、というのを繰り返して三日三晩。
やっと四日目に鼻の通りが良くなった時には、私はもう意識が朦朧としていました。
何しろまともに寝れるのは、昼間に母が家に居る時にとれる、仮眠3.4時間くらいしかなかったからです。
授乳で、引き続き眠れない…
しかし、風邪が治ったからと言って、授乳をやめる訳にはいかず引き続き、授乳で3時間ごとにミルクをあげるので、ほとんど寝れませんでした。
人間、寝れなくなるとこんなにも、現実と夢の境目があやふやになるんだと、初めて知りました。
意識が突然途切れそうになるのを堪えて、神経をとがらせて赤ちゃんを抱っこします。
もしも抱っこしたまま意識がなくなれば、赤ちゃんを落としてしまうと思うと、気が張り詰め過ぎて眠気も吹っ飛びます。
しかし、その時間が続くと、今度は気が張ったままになって、せっかく儲けてもらった仮眠タイムの時に、眠れなくなってしまいます。
仮眠もできず、意識朦朧
そのうち話しかけられても、何を話しているのか、理解できなくなってきました。
こんなに子育てがしんどいものだと思いませんでした。
何度も何度も自分自身に「甘かった!!」と頭の中で語りかけていました。
そして必ず飛び出してくる言葉は「いつ終わるの?この地獄。」でした。
徹夜続きで「私、いつ死ねるの?」
その度に、母や姉からは「少なくとも三か月だね。」と言われ、何度絶望に淵に追い込まれたかわかりません。
ところが、赤ちゃんは体が弱く、一か月ごとに風邪を繰り返して、本当に私はフラフラでした。
何度も鼻づまりになり、何度も徹夜が続き、いつ私は死ねるのだろうか?と思うくらい寝れない日々ばかりでした。
あの日を思い出すと、もう二度と経験したくないと、2人の娘たちが3歳になった今でも思います。