コミュニケーション不足!?
息子がいつ間にか、おしゃべりをするようになってからのことです。
息子は以外とおしゃべりで、周囲の誰も教えたことがない言葉を、一人で喋り始めたのです。
だからと言っても、人とコミュニケーションが、上手というわけでもありません。
家族の中では、一人で喋り出していますが、幼稚園に入園する頃には、引っこみ思案のままでした。
どうにかして、無駄なおしゃべりを抑えて、肝心のコミュニケーションを、取れるように教育しようと考えました。
とはいえども、息子のコミュニケーション不足は随所に出てくるのです。
突然いなくなった!!
例えば、私が洗濯物を干している間に、息子が勝手にいなくなっているのです。
何処へ消えたのかというと、息子は私に黙って、隣の物置にいる飼い猫に会いにいったのです。
心配で、心臓が止まるかと思いました。
どうして、猫のところにいったのかと問いただせば、私が洗濯物を干しているからと答えたのです。
息子なりの考えで行動しているので、叱ることはしませんでしたが、言葉が遅れているように思いました。
病気??
お母さんに、伝えてからいきなさいと教えていますが、言葉による病気が頭をよぎりました。
私はよく、男の子でも股を開いてはいけません、食事をする場所の食卓に上ってはいけません、と話していますが、理解できていないようです。
どうしても食卓に上りたいという欲求は、他人への仕返しという形で果たされるのです。
ある日のこと、息子と話しをしていて、私がこのように言いました。「また夕食の後にしなさい。」と。
すると、息子はマタという音を、股と又の区別がつかないようなのです。
言葉遊び
そこで、言葉遊びを教えることにしたのです。
例えば、ハシといっても、橋と箸があります。
同じ音の漢字を、集めるという遊びです。
この遊びは子供にも好評で、息子の知的好奇心を仰いだように、興味を持たせることができたのです。
今は息子が大きく成長しましたが、音の意味を認識できないことがあります。
将来への課題
将来、社会人になると、職場内で差し障りがないかと心配しています。
人とのコミュニケーションは、言葉は飾りのようなもので、意味を理解しなければ上手くはいかないものです。
言葉が原因で、会社を左遷させる人を、何人も見てきました。
特に、余計なことを話す息子です。
できれば、将来を公務員にしたいと考えているので、言葉の選び方から、国語力というように教育することは山済みです。
息子の発達の状態が、なんらかの病気か、それとも個性の範囲かという見極めは、親の務めと思います。