末っ子 みんなで「可愛い可愛い」
私には、3人の子どもがいます。
困ったのは、3番目の子のわがままでした。
3人目で、私も子育てに少し慣れて気持ちの余裕もあり、3人目の息子は、かわいくてたまりませんでした。
上の子たちも、赤ちゃんがかわいくて、いつも面倒をみてくれていました。
何でも、3人目の子を優先していいよいいよと、ゆずってあげていました。
そしてイヤイヤ期
そのせいか、赤ちゃんの頃はとてもかわいかったのですが、2歳を過ぎた頃には、ものすごくわがままになっていました。
上の子たちにもイヤイヤ期はあり、手を焼いた時期もありましたが、末っ子のわがままは、手に負えませんでした。
お出かけをしようとしても、イヤイヤばかりで全く準備ができません。
服は着替えない、オムツは履かなくていい、と暴れて無理やり着替えさせていました。
毎朝のことで私も面倒になり、ちょっとしたお出かけなら、パジャマのまま行くこともありました。
靴を履かない
一番困ったのは、靴をはかないことでした。
何を言っても、履きたくないの一点張りで、無理矢理はかせても、すぐ脱ぎ捨ててしまいました。
何とかはいておでかけしても、公園の草の中やベンチの下などに隠して、いつの間にか脱いでしまっていました。
夏場は裸足のまま、公園や上の子の幼稚園のお迎えには行っていました。
足痛くないの?ケガしない?といろんな人に心配されながら、裸足で走り回っていました。
スーパーや飲食店に入るのに、裸足はダメだと思ったのですが、入口でひっくり返って嫌がり、泣きわめくので、2歳になってもだっこ紐で、買い物しなければいけませんでした。
友達の影響!?
2歳半頃からようやく、外に行くときは靴だ、と理解してくれたらしく、靴を自分で履こうとしてくれるようになりました。
でも私が手伝うのは嫌がり、自分で履かないと納得しません。
すごく時間がかかるのですが、できるようになるまで玄関で待つようにしました。
この頃から、お友達をとても意識するようになっていて、お友達から何で靴はかないの?と言われることで、靴をはかないことがおかしいと、納得してくれたみたいです。
上の子たちもそうだったのですが、子どもって親がいくら言っても分かってくれないことでも、お友達と関わることで、自然とできるようになることがたくさんありました。
今では…
最近3歳になった末っ子は、今は何でも自分でやることにこだわっています。
時間がない時は急かしてしまいそうになりますが、手を出さず、口を出さずに見守ることが大切なのかなと思っています。
イヤイヤ毎日言われると、気が滅入ってしまうこともありますが、自分でできるようになるために、必要なステップだと考えて、ゆとりを持って見守ることで、いつの間にかできることが、増えていくものだと思います。
数年たって思い出すと、そんな時期もあったなと、懐かしく微笑ましく思えるようなことになっています。