寝かしつけは得意!?
寝かしつけは、育児の中でもっとも苦手な分野でした。
私は、保育士をしていました。
寝かしつけは得意で、12時半までには20人を寝かせていたので、苦労と感じたことはなかったのです。
そして、自分の子どもを産んで、最初の頃はスヤスヤ。
なにもしなくても、ミルクを飲んだら寝ていました。
この楽な生活は、2ヶ月程でした。
ところが…
『3ヶ月頃になると、落ち着いてくるからね!』と、母親、近所のおばさんからさんざん言われました。
『夜中の授乳も、3ヶ月まで頑張ろう!』と言い聞かして3ヶ月。
え、全然寝ないんですけど!
なんでなんで?3ヶ月になれば落ち着くんじゃないの?
そりゃ、もちろん子どもそれぞれなのは分かっています。
しかし、産んだことも頑張って、夜中の授乳も、その後のげっぷも眠いなかして…私頑張ってるんです!
どうすればいいの!?
そろそろ寝かせてくれーっ、なんて思っていました。
音楽つけても、添い寝してもだめ。
そう。抱っこしか、寝なくなったんです。
もちろん働いてるときは、抱っこで20人寝かしつけていません。
トントンしたり、お話したり…その子にあった所を撫でてみたり…親である私が一番パニックになりました。
抱っこから下ろすと、あるあるの“スイッチ”があるみたいで、置くと起きるという訳のわからないスイッチ。
さすがに2回も3回も繰り返すと、我が子は天才か!と思い込むこともありました。
地獄の日々
だいたい6ヶ月ぐらいになると、もう重くて抱っこでは厳しくなり抱っこ紐に頼りました。
もう、肩も凝るし腰痛いし、寝かしつけは地獄のように感じました。
そして、おろしたら起きる。
下ろしたら、布団がまだ冷たいから起きるんだ!と。
そこで、考えました。
新戦法
抱っこ→寝かす→布団の上に座ってまだ抱っこする→温かくなった布団の上に寝かす。→すぐ離れずゆーーーっくり離れていく→その後一切物音立てません!
もしくはずーっと体密着の腕枕。
腕しびれても、しびれてないと言い聞かせましょう。
壊死しないことを願って…そんな時は電話がきたりすると起きて、また私はイライラするのでもう、この日から2年携帯は消音にしています。
なんなら、宅配にもイライラしてしまうので、ドアに『子ども寝てる!』て書いて置いておこうと、思ったぐらい神経質になりました。
何度も起こされてました。
その度に母親は当たるところなく郵便やさんに半ギレ状態。
寝かしつけって…命懸けとも思いました。
でも、これって神経質な子どもになるのかなー。と悩んでいたけど現在2歳。
結局疲れたらうるさくても、選挙がきても寝てます。