看護師さん、助産師さん、母… 色んな人に助けられ…

スポンサーリンク

赤ちゃんが寝ない

 

生まれてくる赤ちゃんの事を思いながら、毎日を過ごしていた幸せな妊娠期間を経て、無事に出産をして、幸せな気分に浸れたのは本当に一瞬でした。

 

 

 

赤ちゃんが寝ない。

 

 

 

これは母子同室1日目から起こりました。

 

 

 

おっぱいやミルクをあげれば、赤ちゃんというものは、勝手にベビーベッドで寝てくれるものだと思っていたので。

 

 

 

真夜中の薄暗い病室で、ミルクやおっぱいをあげても、抱っこしてウロウロしても、とにかくずーっと泣き叫んでいる赤ちゃん。

 

 

 

もしかしたら何かの病気なのかな。

 

 

 

何で泣いているんだろう。

 

 

 

オムツも濡れていない、ミルクもおっぱいもあげたのに。

 

 

 

泣き叫ぶ赤ちゃんに、出産直後で体もフラフラな私にとって、この出来事は衝撃的て初めての洗礼でした。

 

 

 

真夜中のナースコール

 

どうしようもなくなった私は、真夜中にナースコールを鳴らしました。

 

 

 

助産師さんに事情を説明すると、慌てる様子もなく「ミルクが少し足りてないのかもしれないね。少しだけ足してみようか」と。

 

 

 

「足しても大丈夫なんだ。」

 

 

 

何の知識もないのに、母乳メインで育てたいと思っていた私は、ミルクを与える事自体に罪悪感を感じていて、ミルクを足すなんて考えてもいなかったのです。

 

 

 

言われた通りに、少しだけミルクを足すと、赤ちゃんはすぐに泣き止みました。

 

 

 

しかし、今度は、病院の固いベビーベッドに置こうとすると、すぐに泣いてしまうのです。

 

 

 

今度は助産師さん

 

「お母さんのベッドの横に寝かせてあげてみたらどうかな。」またまた助産師さんからの素敵なアドバイス。

 

 

 

「え。ベビーベッドで寝かせなくてもいいんですか。」と尋ねると、「大丈夫よー。気をつけながら一瞬に寝てあげてね。」と。

 

 

 

あの泣き叫んでいた姿は何だったんだろう。と思うくらいに赤ちゃんはぐっすりと寝てしまいました。

 

 

 

朝になり助産師さんに「どうだったかな。」と尋ねられ、「寝てくれました。本当にありがとうございました」と答える私。

 

 

 

赤ちゃんはこういうものなんだ、と自分で勝手に決めつけて、それに合わない行動を赤ちゃんがすると、パニックになっていた自分が、少しだけ恥ずかしくなりました。

 

 

 

基本的になかなか寝ない、すぐに起きてしまう赤ちゃんだったので、自宅に帰ってからも、夜は寝れないという状況は続きました。

 

 

 

どうして良いか分からず、赤ちゃんと一緒に自分も泣いてしまう事もありました。

 

 

 

母の助け

 

ありがたい事に、赤ちゃんのお世話以外の身の回りの事は、母親がしてくれていたので、そんな状況の中でも何とか頑張れた自分がいました。

 

 

 

寝てくれない時は、無理に寝かそうとせずに一緒に起きておこう。

 

 

 

そう決めてからは、母親に甘えて、日中ぐっすり寝る赤ちゃんの横で私も睡眠を取り、夜中起きている赤ちゃんに合わせて自分も起き、長い事見ていなかった深夜番組なんかも見るようになりました。

 

 

 

薄暗い部屋で、赤ちゃんと二人でいるよりも、テレビをつけている事で、孤独感が薄れて精神的に楽になれました。

 

 

 

深夜番組って、結構お笑い系の番組が多いので。

 

 

 

時間が解決してくれる

 

そうこうしているうちに、夜きちんと寝るようになってきました。

 

 

 

置いたら泣く、は相変わらずでしたが、横で一緒に寝ると寝てくれるようにもなりました。

 

 

 

そんな状況になってきたのがいつ頃だったのか、はっきりした時期は覚えていません。

 

 

 

なんとなく寝るようになったな。

 

 

 

最近、深夜番組見てないな。と思うようになってからだとは思いますが。

 

 

 

時間が必ず解決してくれる。これだけです。

 

 

 

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク