ありがたい年子
妊娠、出産を経て、慣れない育児に追われる中、とてもありがたいことに2人目を授かることができました。
そうです。年子です。
実際、自分自身の兄弟も年子なので、年子の楽しさや逆に大変なことも、自分の子供が経験できるなんてと、なんだか不思議な感覚でした。
無事に2人目出産することができ、いよいよ年子の育児が始まりました。
年子ということもあり、1人目で使用していたものや洋服なども、使いまわすことができてなんて、経済的なんだろうと思いました。
また買いそろえなければならないとなると、子供のものは、意外に値段が高かったりするので、かなりお得です。
そうこうして、寝不足の中、夜中の授乳や2人のオムツ替えなど、毎日が本当にあっという間に過ぎていきました。
上の子はあまりぐずったりしない子で、特にいやいや期などもなく、今まで過ごしてきました。
困ったことも
ですが、下の子が生まれてから、下の子がぐずったりすると、私のマネをして、面倒をみてくれようとする反面、自分自身もまだまだ甘えたい年頃なので、たまにそれが爆発してしまいます。
またいつものように下の子がぐずり始めました。
そうこうして、そのたまにやってくる爆発を抱えた上の子が、下の子にも増してぐずり始めました。
これが、年子育児の洗礼なのかと思ってしましました。
でもアタフタしている場合ではありません。
早く生まれた方が先輩という考えの私は、まず上の子を右手と右腕全部で抱っこしました。
頭をなでなで、思いっきり甘えさせました。
そして次に下の子です。
まだ生まれたばかりの小さな下の子を、左手と左腕でゆらゆらさせながらあやしました。
妊娠で太くなった二の腕の運動だと楽観的に考えながら、なんとか気持ちを紛わせながら、2人のぐずりと格闘すること数十分がたとうとしていました。
2人もようやく落ち着いてくれて、上の子はいつも見ている、大好きなテレビ番組にかじりついていました。
下の子も、ぐずり疲れて眠ってしまいました。
「偉大な母」
自分の母親もこんな風に育児を行っていたのかと思うと、改めて母の偉大さを思い知らされた1日でした。
やはり子供の笑顔を見ただけで、何もかもすべて吹っ飛んでしまいますが、いざ同時にぐずりだすと、精神的にどうしてもアタフタしてしまいます。
でも子供だって、いろんな気持をわかってほしいんですよね。
自分自身が、母親にそうだったように。
笑顔のときも、泣いているときも、困っている時も、どんなときもすぐそばで寄り添える、そんな母親でいたいと思います。