いざ生れてみると…
10ヶ月お腹の中で大事に育ててきた我が子。
さすがに臨月近くになってくるといろんな難が出てきます。
家事をするにも寝返り打つにも大きなお腹のせいで思うように体が動かせません。
早く出てきてくれた方がどんなに楽かとよく思ってました。
いざ生まれてみると思ってた生活ではありませんでした。
母が手伝ってくれたからいいようなものの…
泣きっぱなしの我が子、おっぱいなんてもうずっと飲んでるんじゃないの?と思うこともしょっちゅうでした。
私は里帰り出産でしたので、実家の両親が手伝ってくれたので、まだいい方かもしれませんが、私だけなんで…。と思うこともありました。
生まれて1ヶ月間はどうしたことか、我が子がかわいいと感じることがありませんでした。
赤ちゃんとの生活はゆっくり時間が流れ、幸せな気分で赤ちゃんと生活している、とばかり思っていた産前。
生まれてみたら毎日があっという間に時間が過ぎ、お昼母が見てくれてる時に寝ようとしますが、タイミング良く来客や授乳をしたいようで泣いたりと、寝る時間もほとんどなく、授乳しながら寝ているということも多々ありました。
お母さんありがとう
母も同じように授乳以外のことはたくさん手伝ってくれました。
私の世話・父の世話もあるなか本当にお世話になった。
愛されているなと感じました。
里帰りも平均的に産後1か月はいる人が多いということで、私は1カ月半実家にお世話になりました。
自宅に戻る日そんな両親の愛情を感じると、帰りの車で号泣してしまいました。
全く手伝ってくれない旦那
もともと、家のことを全くしない旦那も、我が子の事なら手伝うだろうと思っていましたが、やはり急に変わることもなく、「泣いてるのでオムツ替えして」この一言が気に食わなかった旦那。
そこに付け加え「拭き方はこう」など言ってしまったもんですから、そこから喧嘩です。
こっちは寝る時間もなく、これから母もいないのに、家事とお世話ができるのだろうかと不安がつのるばかり。
この人はいったいなんなんだろう。
実家に帰りたい
そう毎日思い、実家に帰りたい。
だけど首の据わらない我が子を連れ実家にすぐ帰れない。
母に会いたいと、毎日旦那のいない時、泣いてばかりいました。
他県に嫁いできたため、こちらには友達もいなく、もちろん訪ねてくる友達もいません。
旦那とは喧嘩になるくらいなら、とあまり話すことも減り、まだおしゃべりもできない我が子と二人孤独に毎日を過ごしました。
今思えば、産後鬱!?
今思えば、私は産後鬱だったんだろうなと思います。
娘の首が完全に据わるまで外出すらできない状態で、自分の時間なんてまずないし、全て何にもできない悪循環な時期でした。
唯一楽しく感じたのが、旦那の母が車で孫を見に来てくれたことです。
旦那の母ですから、緊張しながらも話すのですが、人と話せるって本当楽しいなと感じました。
旦那の母には悪いと思ったのですが、旦那と喧嘩したことを涙ながら話し、「ごめんね」と聞いてくれたこと…
5年前のことですが、今思い出しても涙が出てきます。