習い事事情
子どもの習い事は、0歳児から始められるものもありますが、だいたい幼稚園に通っているころくらいから、検討し始める人が多いと思います。
我が家の場合も、長女が幼稚園に入り、園生活に慣れてきた年少の夏ごろから、ママ友たちの中でも、習い事に関する話題がぐっと増えました。
子どもが自発的に、「○○をやりたい」というようになるまでは、特に習い事はさせなくてもいいかなと思っていましたが、周りの子が続々と習い事を始め、なんとなく焦りのようなものを感じてしまいました。
幼稚園からは、習い事の体験の案内が届き、広告チラシやママ友の口コミでも、膨大な量の情報が回ってきて、どうしたらいいかわからなくなりました。
そんな中、お友だちたちは、次々と体験に参加し、続々と習い事を決めていきます。
焦る・・・。
どんな習い事
習い事の定番はやはりプールが多かったです。
ですが、園児の場合プールは送迎も必要だし、習っている最中も見学か待機していなければならないので、あまり積極的にやりたいなとは思いませんでした。
他には、ECCや学研や英語などのお勉強系、体操や新体操やダンスやサッカーなどの運動系、ピアノなどの音楽系など、数えたらキリがありません。
でも送迎の問題、金銭的な問題、そして習い事のある曜日などを考えると、そこまで選択肢が多くはなく、紆余曲折があったのち、年少の秋から絵画・工作をする教室に通うことになりました。
こうやって思い出すと、子どもの気持ちではなく、親の気持ちで習い事をさせてしまっているんだなぁ・・・と少し自己嫌悪に陥ってしまいましたが、うちの場合は、結果的に本人がうやりたいことだったようで、もう4年続いています。
どうすればいいの?
いろんな体験に参加して、その子がやりたいこと、得意そうなことをよく考えた上でやらせるのがいいと思います。
とりあえずやるだけやって、合わなかったらやめればいいやという考えもありますが、せっかく始めたのに簡単にやめられると子どもが思ってしまうのもよくありません。
また、入会金などもかかりますし、教材や道具をそろえる必要もあるので、最初にかかってくる費用もばかになりません。
本当にその子に必要なのかどうか、やりたいのかどうか、周りに流されずに決めることが大切です。
年少の頃は、まだ習い事がどういうものかよくわかっていないこともありますし、年中、年長と歳が上がっていくと、「おともだちがやってるからわたしもやりたい」と、子ども本人が流されている場合もあります。
お金も時間も手間もかかる問題なので、夫婦でもよく話し合って検討した上で決めるといいと思います。