幼稚園に行かない… それは「親の責任」だった!?

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娘が年中から入園

 

現在、私は、43歳です。

 

 

 

主人の実家がある栃木県に住んでいます。

 

 

 

8歳になる小学校2年生の娘と、5歳になる幼稚園年中の息子を子育て中の主婦です。

 

 

 

娘が、幼稚園へ通っていたころのお話しです。

 

 

 

娘は、年中から幼稚園に入園しました。

 

 

 

今は、3年生保育が主流なのですが、私と主人の幼稚園時代は、2年制保育が主流だったことと、娘は、2月産まれだったことから、娘を年中から入園にさせることにしました。

 

 

 

たった4人の入園式

 

ところが、娘の入園式の日、年中からの入園児が、娘を含めて4人しかいませんでした。

 

 

 

娘が入園する年中さんは、すでに年少やその前から入園していた園児で、すでに60人ほどいました。

 

 

 

私は、すでに出来上がっているクラスの輪の中に、娘は、入っていけるのだろうかと心配になりました。

 

 

 

しかし、娘は、嫌がらずに幼稚園へ通いました。

 

 

 

年中から入園して、初めての夏休みとなりました。

 

 

 

1ヵ月以上の夏休みを楽しくのんびりと過ごした娘は、夏休みあけの1日目、久しぶりに幼稚園へ行きました。

 

 

 

「幼稚園に行きたくない」!?

 

ところが、夏休みが明けて2日目の朝、娘は、「幼稚園へ行きたくない。」と言いました。

 

 

 

幼稚園のバスは、家の前まで迎えに来てくれました。

 

 

 

少しだだをこねた娘は、バスに乗り幼稚園へ行きました。

 

 

 

次の日の朝、また娘は、「幼稚園へ行きたくない。」とだだをこねました。

 

 

 

しかも前日より、ひどいだだのこねかたをしました。

 

 

 

幼稚園のバスが来ましたので、娘は、少し嫌がりましたが、バスに乗りました。

 

 

 

連日「行きたくない」??

 

ところが、その次の日の朝、また娘が幼稚園へ行きたくないと言いました。

 

 

 

今度は、泣き叫んで、「ママは、どうして幼稚園の制服やバッグを用意しちゃうの?」と言いました。

 

 

 

幼稚園バスが迎えに来たのですが、娘は、地面に寝っころがって、起き上がろうとしませんでした。

 

 

 

私は、どうにか娘を抱きかかえ、無理やり幼稚園バスに乗せました。

 

 

 

私は、ここで娘を甘やかして休ませてしまったら、今後娘は、幼稚園へ行かなくなるだろうと思ったからでした。

 

 

 

引率の先生は、「ただ見ているだけ」

 

この時、幼稚園バスに乗っていた引率の先生が、だだをこねた娘を一緒にバスに乗せるお手伝いしてくれればよかったのですが、幼稚園の先生は、ただ見ているだけでした。

 

 

 

おそらく先生は、幼稚園の方針に従って、ただ見ていただけだと思うのですが、私は、少し手伝ってほしかった気持ちでした。

 

 

 

その時の引率の先生は、偶然にも担任の先生でした。

 

 

 

私は、3日連続、娘が学校へ行きたくないとだだをこねましたので、とても疲れてしまいました。

 

 

 

私は、実家の母に電話して、娘のことについて相談しました。

 

 

 

母は、東京都の小学校教諭を65歳まで勤めました。

 

 

 

親の責任!?

 

母は、3年制保育が主流である今の時代に、娘を2年制保育から入れてしまった親の責任が少しあると言いました。

 

 

 

また、娘が、行きたくないとだだをこねることは、しばらく続くだろうぐらいの大きな気持ちでいたほうがよいと言われました。

 

 

 

私は、少し腹をくくりました。

 

 

 

私は、娘を2年制保育から入園されてしまったことを、今更後悔しても仕方がありませんので、娘に対し、大きな気持ちを持つようになりました。

 

 

 

しかし、3日間、娘にぐずられた私は、心配で疲れてしまったあまり、主人が帰ってきてから、主人とけんかになりました。

 

 

 

主人には、娘がぐずったことについて話しました。

 

 

 

主人の「怒り」

 

いつも娘にべったりでやさしい主人でしたが、その日は、食事をしている娘にむかって、一言「幼稚園行かなくていい。」と怖い顔で言いました。

 

 

 

そして、テーブルを思い切りたたきました。

 

 

 

娘は、主人の気持ちを察して泣き出しました。

 

 

 

おそらく主人は、娘のためもありますが、私が娘のために困っていたので、私のためにも娘をしかったのだと思いました。

 

 

 

一方私は、娘に対し、幼稚園に行くことがどうして大事なのかを言い聞かせるように、ゆっくりと説明しました。

 

 

 

「父親の力」と「子どもの賢さ」

 

次の日、娘は、少しもぐずることなく、おとなしく幼稚園へ行きました。

 

 

 

私は、娘がぐずることを覚悟していましたので、本当に不思議でびっくりしました。

 

 

 

改めて私は、子どもは、柔軟な能力をもっているものだと思いました。

 

 

 

やはり、父親の一言と、筋道を立ててゆっくりと幼稚園の大切さを娘に説明してあげたことがよかったのだと思います。

 

 

 

私は、父親の力と、子どもの賢さに感心しました。

 

 

 

その日いらい、娘は、学校へ行きたくないという言葉を一言も発しなくなりました。

 

 

 

 

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