「うちも受験してみるか!」 私は猛反対!! 『子供のため…』って??

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主人が突然「うちも受験してみるか!」

 

息子が幼稚園年長の9月のことです。

 

 

 

受験など考えたこともなく、私立の小学校に通わせるだけの経済力もないわが家では、受験を考えている親御さんは大変そうだな~と、一歩引いて見ていました。

 

 

 

仲のよかったお友達が、模試の結果によってぎくしゃくしたり、お母さん同士もよそよそしくなったりと、テレビドラマのようなことが、本当にあるんだなぁと感じていました。

 

 

 

すると突然、主人がうちも受けてみるか!と言い出したのです。

 

 

 

いやいやいや、無理でしょ、と軽く流したのですが、主人はやけに本気。

 

 

 

公立だけでも受けさせよう、ダメで当然だから受かれば儲けもの、小学校の6年間は大事だから、いい環境で勉強させてやりたい!と熱く語りだしました。

 

 

 

私は猛反対!!

 

私は猛反対です。

 

 

 

なぜ急に言い出すのか、前から考えていたなら、もっと相談があってもよかったのではないか、今さら付け焼き刃でなんとかなる問題ではない、子供がかわいそう、と反論すると、親が子供の進路を決めるのはすごく怖いことで、もし可能性があるなら、それを摘み取ってしまってもいいのか?と訴えられました。

 

 

 

しかし私は、今さら幼稚園の受験組には入れない、今まで他人事だったのに、急に方向転換はできない、嘘つきだと思われる、と言うやいなや、主人のスイッチが入りました。

 

 

 

おまえは、子供のことを考えているんじゃないだろ!ただママ友との付き合いや、周りからどう思われるかだけを心配しているだけだ!と冷たく言われてしまったのです。

 

 

 

痛いところを突かれました。

 

 

 

確かにそうだったのです。

 

 

 

初めての大喧嘩

 

図星だったからこそもう後には引けず、それは母親にしかわからない!父親は付き合いなんてないでしょ!と、初めての大喧嘩になりました。

 

 

 

お互いに気持ちはわからなくもない、しかし子供にとって、本当に良いことは何なのか?一日経って冷静に話し合った結果、受験することに決めました。

 

 

 

教育熱心な環境に住んでいることもあり、中学受験は避けられないだろうという思いはあったので、少しでも良い環境で過ごさせてあげられるのであれば、挑戦してみてもいいのではないかと思い直したのです。

 

 

 

もちろん、息子本人の意思を聞いた上でです。

 

 

 

本人も頑張ると言ってくれたので、それからの4ヶ月は親子で一生懸命頑張りました。

 

 

 

結果は不合格でしたが、とてもいい経験になったと思います。

 

 

 

親として、本当に子供のためになることを、選びとっていくのはとても難しく、時には間違ってしまうこともあると思います。

 

 

 

しかし、導いてやれるのは親しかいません。

 

 

 

それからは何事も夫婦で話し合い、子供も交えて、最良の選択をできるように、努力しているつもりです。

 

 

 

 

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