もくじ
「子供がほしい!」って言っておいて…全然協力してくれない夫!!
子供を出産してから二年間、ずっと夫と喧嘩をする日々でした。
夫に子供が欲しいと言われて出産したのだから、産後はさぞ育児をしてくれるのだろうと思っていたんですよね。
ところが実際に産まれてみると、オムツはうんちの時は交換できないと言ってきたり、寝かしつけなんてできないと言ってきたりして散々でした。
新生児の頃は特に母親は大変で、夫の協力が必要になる時期なのに全然手伝ってくれなかったんです。
無関心、無責任な夫
夜泣きで疲れているし眠いので、夫が帰ってきたら一時間でもいいから面倒をみてもらってその隙に寝ようとしていたのですが、十分経過すると起こされました。
泣いているよ、おっぱいじゃないの?と言われてイライラしていましたね。
全然協力しないくせに、会社の上司には嫁が育児で疲れているから早く帰りますと言って帰宅するんです。
そしてゴロゴロしているだけなので心底腹が立っていました。
夫を見切る!
その時のことをずっと忘れられず、常に夫にはイライラするようになりましたね。
露骨に家にいないで外に出てほしいという態度をとったりしていました。
家にいられると育児をしてほしいと思ってしまうんですよね。
やってくれないならまだ家にいない方がマシだったんです。
やっと気付いた夫
毎日冷遇されてやっと自分が育児をしないことで嫁が怒っていると思ったようです。
だんだんと育児をするようにはなりました。
それでもやっぱりイクメンと呼ぶほどやってくれるわけではなく、たまに私が怒り狂う日もありましたね。
夫をあきらめて…そして私が大人になった
ですが二年経過する頃、やっと私が大人になりました。
仕事をして稼いでくれているだけでいいかと思うようになったんです。
周囲の育児をする旦那さんを見て羨むより、今の自分の夫で満足しないと毎日イライラして子供がかわいそうだと考えるようになりました。
あきらめたら…気が楽になった
子供のために笑顔でいるように、夫が育児をしないなら私が一人でやるからいいわと思ってしまったんです。
そうして夫になにも頼まなくなり、子供と私が二人で出掛けて楽しむようになったらなんだか寂しくなったのでしょうね。
さすがの夫も改心!?
夫も育児に参加して一緒にいようとするようになりました。
私はもう夫になにかをしてもらおうと期待していなかったので、手伝ってくれることはなんでも喜びました。
夫なんだから育児をして当たり前ではなくて、この人は仕事をする係りの人だけど育児もしてくれると思うようになったんです。
感謝されて心地良いのか積極的に育児をするようになって随分楽になりました。
そして… 私は悟りを開く
二年間喧嘩し続けてわかったことは、男の人なんて育児はやらないものだと思ってしまった方がいいということです。
そういうものだと考えていれば手伝ってくれて嬉しいと思いますし、喜ぶ嫁に夫も嬉しくなるものです。
そしてだんだん自分からやるようになるんですね。
押し付けるより、自分からやりたいと思わせることが重要なのだと経験して思いました。
現在は滅多なことでは喧嘩をしませんし、なにか不満そうにしていると夫からすぐに謝ってきますよ。