勉強がわからない!?
子どもは小学5年生。
先日、勉強がわからなくなってきたからと学校に行きたがらなくなりました。
もともと、勉強は大嫌い。
勉強がわからないからと、家で復習や予習をすることもなく、かといって塾も嫌がります。
私は困ってしまいました。
朝泣いてしまい、学校に行ける状況ではありません。
気持ち的なものなのか、その時期は全く食欲もありませんでした。
学校に行きたくないといった朝、休んだらもっと勉強がわからなくなるよと声かけもしましたが、子どもは泣いてしまっていたので、その日は結局休ませることにしました。
勉強が苦手で、ちょっと理解力も普通よりあまりないほうかもしれません。
いつか、勉強でつまずく日が来るだろうなとは思っていました。
そして、ここにきて友達や先生が原因ではない。
勉強についていけないという理由で、休む事態となってしまいました。
私が教える
私はちょうど仕事を退職していて家にいる身であったので、自由はききます。
とりあえず、子どもを中に入れて、話を聞くことにしました。
わからない教科を聞いて、その教科のどの部分がわからないかを聞きました。
子どもは一つづつ話してくれました。
社会では、わからない言葉が出てきて、そこからつまづいてしまったことも。
英語の授業がわからないことも話してくれました。
私は今まで、子どもに対して勉強でうるさく言ったことはありません。
それは自分自身も勉強が好きではなかったので、子どもにそれを押し付けることはしたくなかったからです。
でも、それが今になってよくなかったのかもとも思いました。
もう少し、子どもが勉強でわからないこと、困っていることなどなかったのか気づくべきだったし、勉強について関心を持つべきだったのです。
その日は子どもと一緒に勉強をしました。
社会は教科書を一緒に読みながら、わからないと言っていた部分をわかりやすく説明していきます。
子どももそこで私と一緒にやったことで、理解できたといいました。
英語は読み方がまずわからないということだったので、ゆっくり丁寧に教えていきました。
子どもも、わからないことがわかると、不安が消えたようで表情も明るくなりました。
2日間休んでしまいましたが、次の日からは元気に学校に行くことができました。
食欲も今では食べすぎるくらい食べるようになりました。
一緒に勉強する
その時、子どもと約束したことは、わからないことはちゃんと話すこと。
そしたら母さんか、父さんが教えるから一緒に家で勉強しようといいました。
これは子どもとの約束です。
これから大きくなるにつれて、勉強はもっと難しくなっていくと思います。
でも、子どもにはやる気がある。
勉強や塾は嫌いだけれど、ついていけないのは嫌だという気持ちもある。
家でできることを一緒にやって、子どもが安心して学校に行けるように。
笑顔で行けるように。
そして、少しずつでも勉強の大切さも教えていけるといいなと感じた体験でした。
まだこれからの課題でもありますが、子どもと一緒に乗り切っていこうと思っています。